タイプ別の特徴
トライクは、三輪を有するオートバイとして定義されていますが、そのタイプにも幾つかあり、大きく「後二輪タイプ」「前二輪タイプ」「サイドカータイプ」の3つに分けることが出来ます。
タイヤの配置によって、このように3つに分類されますが、そのタイの配置により形状以外の特徴も大きく異なって来ます。
●後二輪タイプ
一般的に普及しているタイプがこのタイプになります。前一輪、後二輪で、3つのタイヤが二等辺三角形の配置にあります。運転席が三つのタイヤの中心に位置し、3つのタイプの中で一番安定性があるタイプだということが出来ます。
このタイプは、更に大きく「一体型」と「後輪分離型」の2つに分けることができ、これらの特徴も大きく異なっています。
「一体型」のものは、ハーレートライクなどの一般的なトライクを指し、「後輪分離型」は、主にHONDAジャイロのような原付トライクに多く見られるものです。
「一体型」の特徴は、安定性がある分、“車体を傾けて曲がる”という二輪車のような走行が出来ないもので、カーブにおいては、かなり減速しなければいけません。
“車体を傾けられない”という意味においては四輪車と同じだと言うことが出来ますが、四輪車の場合外側の前輪でも支えることが出来る為、ある程度転倒に耐えることが出来ます。
一方、トライクの場合は、前輪が中央の1本しか無い為、四輪車のように転倒に耐えることが出来ません。その為、速度を極端に落として曲がることになってしまいます。
逆に、「後輪分離型」の場合は、後輪と車両本体が分離されている為、後輪が2本とも接地された状態で車体を傾けて曲がることが可能です。
●前二輪タイプ
前2輪、後1輪の珍しいタイプだということが出来ます。3つのタイヤが逆二等辺三角形に配置されています。現在販売されているものとしては、ピアジオというメーカーの「MP3」などがあります。
このタイプは、「後二輪タイプ・一体型」とは異なり、左右の車輪間の距離が短い構造になっています。さらに、左右のタイヤが車体を傾けた時にも接地できるようにサスペンションが組まれている為、二輪車と同じように、車体を傾けて曲がることが可能です。
その為、「後二輪タイプ・後輪分離型」に近い操作性を持っていると言えます。もちろん、3輪で車体を支えているので、二輪車より格段に安定性は高くなります。
●サイドカータイプ
二輪車の後輪に車輪付きの車体を取り付けたような構造で、3つのタイヤが直角三角形に配置されています。通常のサイドカーと同じような外見をしていますが、トライクに類されるものは側車部分も駆動する構造を持っています。
このタイプは、「後二輪タイプ・一体型」と同じように車体を傾けて曲がることが出来ません。さらに、「一体型」では3つのタイヤの中央に座席がありバランスが良く安定していますが、このサイドカータイプは、片側に側車が付いている分バランスに優れません。
トライク
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